キンミヤの日本酒が凄い!宮崎本店の「宮の雪大吟醸」は金木犀の香⁉焼酎・ウィスキーも飲んでみた

秋頃に百貨店の日本酒の催事で声をかけられ、つい足を止めました。
「金木犀の香りがする日本酒です。いかがですか?」
金木犀の香りとは興味がそそられました。
香りをかがせて頂くと、確かに金木犀のような香りでビックリです。
非常に興味が出たので即購入しました。
「宮の雪」初めて聞くお酒です。
支払いの際に蔵のパンフレットを頂いてビックリ!
キンミヤ焼酎の会社でした。
今回は株式会社宮崎本店と日本酒「宮の雪」を調査します。
Contents
宮崎本店調べてみた!

「下町の名脇役」と言われ、都内の大衆酒場を中心に大人気の甲類焼酎キンミヤ。
居酒屋で飲んだことのある方も多いのではないでしょうか?
吾輩も飲んだことがあります。
吾輩の職場にも「酒は断然キンミヤ」という方もいました。
焼酎だけかと思っていたのですが、清酒・合成酒・みりん・ウイスキーなど幅広く酒類を手掛けています。
それに由緒ある大会等で賞を多数受賞していました。
宮崎本店とは一体どのような蔵なのでしょうか?
下町の名脇役が生まれた場所
- 住所:三重県四日市市楠町南五味塚972番地
- 電話番号:059-397-3111
- アクセス:近鉄名古屋線楠駅より徒歩9分、お車の場合四日市I.Cから役員40分
- 蔵見学不可、直売所はありませんが販売はできるようです(要連絡)
1846年に現在の三重県四日市市楠町で清酒・焼酎の製造を開始しました。
楠町付近は酒造りに恵まれた環境で、大正から昭和初期にかけては三十件以上の焼酎蔵があったようです。
現在は宮崎本店がそれらを全部引き受け、八000坪にもなる大きな蔵になりました。
宮崎本店は「革新」という精神に支えられてきたそうです。
関東大震災の際は樽廻船を使っての救援活動をしていました。
また、第二次世界大戦下では軍の統制を回避してまでもアルコール造りを行っていたようです。
日本全国の酒場で「吞兵え衛の笑うところにキンミヤあり」と言われるよう、革新的な老舗として精進してゆくのでした。
宮崎本店の酒造り
キンミヤ焼酎の酒造りは何が違うのでしょか?
基本、甲類焼酎はどこのメーカーも同じ原材料と製法のようです。
ただ違うのは仕込み水でした。
宮崎本店の水は鈴鹿三系の伏流水で超軟水、柔らかいので混ざりがよいそうです。
ミネラル分がほとんど入っていないため、ピュアですっきりとした味わいの中にも、ほのかな甘みとまろやかな舌触りを感じるのではないでしょうか?
また、粒子の細かい水なので混ぜ合わせると、素材が馴染みそれぞれの美味しさを引き出しているのでした。

美味しさの秘密は水でした!
日本酒「宮の雪」は純粋酵母と手作りの麹を使用し、低温で丁寧に発酵させるこだわりのようです。
三重の土地に鎮座まします伊勢神宮と家号に因んだ「宮」、鈴鹿連峰の山並みに積もる「雪」を銘柄の由来とする宮の雪。純粋酵母と手作り麹を使用し低温でじっくり丁寧に発酵させたこだわりの清酒です。
2018年に新しい日本酒蔵を完成させました。
「宮の雪」はモンドセレクション・KURAMASTER・IWC・全国新酒鑑評会など多くの賞を受賞しています。
宮崎本店のお酒飲んでみた

キンミヤ焼酎だけではなく多くの酒類を手掛ける宮崎本店。
近くのスーパーに行ってみるとキンミヤ焼酎だけでなくウィスキーも販売していました。
せっかくなのでキンミヤ焼酎とサンピースウィスキーを買ってみます。
「宮の雪」を含むめて、パグ男宅には三種類の宮崎本店のお酒が並びました。
それぞれどんな味わいなのか飲んでみます。
サンピースウイスキーエキストラゴールド飲んでみた

瓶が昭和のレトロな雰囲気を感じます。
モルト使用率を高め、グレーンスピリッツを使用することにより、品質の高いウイスキーに仕上がりました。水割りはもちろんハイボールでお楽しみいただけ、こだわりのウイスキーファンの方にご満足いただける商品です。
ウィスキーはやはり人気で吾輩の職場にもウィスキー好きは多くいるのでした。
吾輩はウィスキーに関しては初心者のようなもので、職場のウィスキー好きに色々教わっています。
そんなウィスキー初心者の吾輩が感想を言うのもおこがましいのですが、ご了承ください。
モルト原酒とグレーン原酒を独自のバランスでブレンドして、5年貯蔵期間を経ています。
香りは病院の消毒液のような香り?です。

強烈!これがピート?
口に軽く含むと吾輩は嫌いではないですが、消毒液を少し薄めた味わいに思えます。
水を加水していくと少し甘みを感じました。
ロックにするとピート感が薄まり、甘みはそのままです。
最後にハイボールにすると、これがピートの効いたスモーキーな味わいというのでしょうか?
吾輩はこういうウィスキーが好きです。
600㎖で1080円は安いですね。
やはりキンミヤ焼酎と同じで混ぜ合わせると、素材が馴染みそれぞれの美味しさを引き出しているようです。
決めては鈴鹿山系の伏流水なのでしょう。
キンミヤ焼酎飲んでみた

飲み会で飲んだことありますが、味わって飲んだことはありませんでした。
どのような焼酎なのでしょうか?
まずはストレートで頂いてみました。
超軟水だからでしょうか、確かに飲みやすいです。
臭みもなく柔らかく飲みやすいので驚きました。
氷を入れてロックにしてみると悪くはないのですが、ストレートの方が美味しいかなと思います。
炭酸水で割ってハイボールで頂いてみると美味しくて飲みやすく、何故かレモンの風味を軽く感じました。
遊び心でジンジャーエールで割ってみたのですが、これはあいません。

美味しくない梅酒みたい?
甘味のあるものは合わないのでしょうか?
もともと伏流水が甘味があるからだからかもしれないですね。
最後はホッピーで試してみました。
これはパグ男的には素晴らしかったです。
ホッピーの美味さと苦みをキンミヤ焼酎が良く引き立ててくれています。
ホッピーはあまり飲まない方なのですが初めて美味しいと思いました。
下町で流行る理由がなんとなくわかります。
キンミヤ焼酎の超軟水は混ぜると双方の美味しさを引き立てるのですね。
宮の雪大吟醸飲んでみた

グラスに注ぐと金木犀の香りを感じました。
秋に飲まなかったことを後悔しています。
味わいはジューシーで桃やマスカットを連想できました。
酸味とかはなく、甘みと旨味が美味しさを引き立てています。
個人的には苦味が強すぎる気がしました。

パグ男ファミリーには苦かった。
この苦みが良いと言う方もいるかもしれません。
吾輩には苦味が強すぎてバランスが良くない感じです。
好みもあるとは思いますが...。
仕事の都合で2~3日くらい寝かしてしまいました。
苦味はおさまってきましたが甘さが際立ってる気がします。
やはりバランスが良くない感じがしました。
飲むタイミングが悪かったのでしょうか?・・・。
まとめ

キンミヤ焼酎で有名な宮崎本店は焼酎だけでなく、日本酒やウィスキーなど多くの酒類を取り扱っていました。
宮崎本店の鈴鹿三系の伏流水で超軟水で柔らかく粒子の細かい水なので、混ぜ合わせると素材が馴染みそれぞれの美味しさを引き出します。
キンミヤ焼酎・サンピースウィスキーは炭酸水などで割って飲むと美味しさがました気がしました。
キンミヤ焼酎はホッピーで割っても美味しかったです。
やはり鈴鹿三系の伏流水の素晴らしさではないでしょうか?
金木犀の香る日本酒「宮の雪大吟醸」は賞を取っている素晴らしい日本酒です。
吾輩は金木犀の香りに感動しました。
ただ、苦味が強すぎて吾輩には合わなかったです。
でも、「宮の雪」また購入して試してみたいと思いました。