仁勇限定酒が凄かった!酒蔵祭りに行って来ました発酵の里は街中大にぎわい

2025年3月23日(日)に開催された千葉県神崎町の鍋店株式会社の「仁勇蔵祭り」に行ってきました。

その日は神崎町にあるもう一つの酒蔵寺田本家の方も「お蔵フェスタ」が開催されています。

両方の蔵の沿道を歩行者天国にして商店なども参加し地域物産や発酵食品を中心とした露店が並び、街を上げて「発酵の里こうざき酒蔵まつり」を開催されました。

吾輩も職場の先輩に誘われ、このお祭りに参加してきたので報告させていただきます。

それと蔵祭り限定酒を購入したのでレビューします。

発酵の里こうざき蔵祭り

仁勇 駅前

この日は見事に快晴で、気温はどんどん上昇していきました。

花粉症の吾輩は出来る限りの対策をして出かけます。

この日は誘って頂いたN先輩とご家族お二人ともう一人の職場のT先輩、そして吾輩の五名で参加しました。

成田駅から銚子行の電車に乗ると四両編成の車内は混雑しています。

最寄駅の下総神崎駅は小さな駅でしたがこの日は沢山の人が降りて行きました。

そこから「発酵の里こうざき酒蔵まつり」までその日は無料シャトルバスが走っています。

会場近くには9時30分前位には着きましたが周辺は既に大にぎわいでした。

仁勇蔵祭り

仁勇 蔵祭り 会場

シャトルバスを乗っていると鍋店酒蔵が見えてきまが、そこを少し通り過ぎるとバスの停留所がありました。

バスを降りて、足早に仁勇蔵祭りの会場の中に入っていきます。

会場内は200席程のテントスペースが2か所あり、手分けして何とか席は確保出来ました。

仁勇 テントスペース

午前9時30分ですがテントスペースは大賑わいです。

席は確保できたので早速日本酒の試飲チケットを購入しに行きました。

一杯(90㎖くらいでしょうか?)チケット一枚で飲めます。

チケットは11枚つづりで1000円で、吾輩は2セット購入しました。

沢山の日本酒の種類があるので、まずは飲み比べセットを購入。

スイマセン、写真を撮りはぐってしまいましたのでXの投稿をお借りします。

席に戻りN先輩ご家族が作ってきていただけたからあげ・卵焼き・ソーセージ・お新香をつまみに飲んでいきます。

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朝早かったのに沢山作って頂きありがとうございます。大変美味しかったです。

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お酒はどれも美味しかったのですが「不動新酒しぼりたて直汲み生原酒純米大吟醸」は、格別の美味しさでした。

甘みの中にフレッシュ感、酸味がちょうどよかったと思います。

それと「不動ふさこがね磨き80純米生原酒」は甘みを抑えほんのりガス感が加わり飲みやすい感じがしました。

それと、「不動ひやおろし生詰原酒純米吟醸」です。

くどくない甘さで余韻を楽しめる感じがしました。

吾輩も先輩方もひやおろしは何故か得意出ないのですが「これは美味い!」と絶賛です。

買って帰ろうと思ったのですが、ひやおろしの販売はないようです。

秋のお酒なのでこの時期は在庫がなかったのでしょうか?

限定酒購入と蔵見学

仁勇 限定酒 販売所

チケット買いに行く時、「不動・仁勇」のお酒販売所と少し離れた場所に「限定酒」の販売所がありました。

「限定酒」の販売所は長蛇の列なので、近くの係りの人に並んだ方がよいか聞いてみます。

「今が一番込んでいますが、もう少ししたら列は短くなります。在庫はまだあるのでもう少ししてからでも大丈夫ですよ。」

なので、試飲のお酒を飲みおえたころ再び「限定酒」の列を見に行くと、言われた通り列は短くなっていたのでそのまま並びました。

「限定酒」は3種類ありました。

スイマセン、こちらも写真を撮り忘れたのでXの投稿をおかりします。

3本買いたかったのですが、持って帰るのが大変になると思い2本にしまた。

この2本のレビューはブログ後半でお伝えします。

吾輩は余力があるうちに蔵見学もしてきました。

酒米や麴の試食、発酵中の醪は初めて見ます。

仁勇 麴
仁勇 醪

タンクに「夏子の酒」の原作者尾瀬あきら先生のイラストとサインが書かれていました。

仁勇 タンク

説明も丁寧で質問にはキチンと回答して頂けました。

その後、「発酵の里こうざき酒蔵まつり」のもう一つの蔵、寺田本家も「お蔵フェスタ」移動しました。

寺田本家 イベント

ですが、だいぶ酔いが回ってきたので残念ながら帰路に着きました。

この日は25度位まで気温が上がったようですが、酒蔵祭りには7万人の方が訪れたと神崎町から発表があったようです。

鍋店株式会社と寺田本家と神崎町の関係者の皆様、大変お世話になりました。

仁勇限定酒飲んでみた

仁勇限定酒 2本

お酒は色々発売していたのですがやはり限定酒を買いました。

限定酒は3種類あったのですが諦めて2本で我慢します。

諦めた1本はピンクのラベルで「純米吟醸生原酒春ブレンドフレッシュ生滓がらみ」と書いてありました。

飲まれた方の口コミでは「とろりミルクフローズン」との書き込みがあります。

気になってしまいますね。

悔やんでも仕方ないので吾輩の主観ではありますが、仁勇蔵限定酒2本をレビューしてみました。

純米吟醸生原酒直汲み飲んでみた

仁勇 純米吟醸
仁勇蔵祭り限定酒
  • 純米吟醸生原酒(直汲み)
  • 原料米:秋田県産酒こまち100%使用
  • 精米歩合:55%(麹米・掛米)
  • M310号酵母
  • アルコール度数:16度
  • 税込1800円
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M310号酵母は酸を作ることが少なく、香りとキレが特徴。

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限定酒3本のうちこのお酒を選んだ理由は、この日は非常に暑く瓶がブルーで夏らしくて選びました。

開栓してグラスに注ぎ3匹(人)でクンクンしましたが香りは余り感じません。

飲んでみるとフルーティーな味わい、甘みは強く後味に苦みとなんとなくスッキリした感じがあります。

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ライチと青い果物

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青いメロンかな?

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パグ男一家はこのお酒に青いメロンを感じました。

甘味もありますが飲んだ後に若干の苦みとスッキリしたキレもあります。

この日のつまみは揚げ出し豆腐と生春巻きにしてみました。

揚げ出し豆腐は思っていた以上に個性が強くこのお酒とはあっていないと思います。

仁勇 揚げ出し豆腐 グラス

揚げた豆腐に甘めの汁をかけてしまうと甘味が強くなり、フルーティーな味わいの仁勇が負けてしまいました。

今度は生春巻きで合わせてみます。

生春巻きの具は生野菜の千切りに生ハムでレモンソースをかけてみました。

仁勇 生春巻き

生ハムの塩味にレモンソース酸味でしょっぱいのか酸っぱいのかよくわかりません。

甘味の強い日本酒とはバランス悪く、味わいがごちゃごちゃになってしまいました。

甘味の強くフルーティーな味わいのお酒なので味の濃い料理は日本酒のつまみとしては難しかったです。

開栓2日目、この日はシンプルにいこうと思い、卵焼きと冷奴にしました。

卵焼きはきざんだネギを入れてシンプルに焼いただけで味付けはしていません。

仁勇 卵焼き グラス
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なんか違うかな~

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青いメロンの味わいにネギ入り卵焼きは合ってない気がします。

もしかしたら、チーズが入った方が良かったのかな?と、思いました。

続いて、冷奴で合わせてみます。

揚げ出し豆腐の反省を生かし暑い日の定番、豆腐にネギをまぶしてしょうがに醬油をかけました。

残念ながら仁勇とは合わない感じです。

しょうがと醬油が強すぎでそのうえネギがからんだので、味は違いますが生春巻きと同じような結果です。

ただ、改めて冷奴はネギ・しょうが・醬油の相性は抜群だと思いました。

純米大吟醸生原酒直汲み飲んでみた

仁勇 純大
仁勇蔵祭り限定酒
  • 純米大吟醸生原酒(直汲み)
  • 原材料:兵庫県産山田錦100%使用
  • 精米歩合:35%(麴米・掛米)
  • 1801号酵母
  • アルコール度数:16度
  • 税込3000円
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1801号酵母は協会酵母の中でも高い芳香性みたい。

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1801号の評判は素晴らしく、全国新酒鑑評会に出品する大吟醸酒には全国の酒蔵がこぞって1801号を使って金賞を獲得。現在は大吟醸酒用の酵母として圧倒的な存在感を示しています。

35%磨きで1801号酵母使用はこのお酒は新酒鑑評会に出品するレベルのお酒でした。

このクオリティーで3000円では驚きの金額です。

期待を大きく開栓し、グラスに注ぎ3人(3匹?)でクンクンしてみました。

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フルーティーな香り、1801号酵母は華やか!

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香りを楽しんだ後飲んでみると、このお酒で議論になります。

吾輩はもっと甘いお酒だと思っていたのですが、それほど甘くはなく後味はスッキリした食中酒に近いかなと思いました。

ポン美さんの感想は違います。

飲んだ時はスッと喉を通るが後味に甘さが残ると言うのいうのでした。

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二人とも体調不良なのか?

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そんなことはないのですが、お酒は美味いしくこのスペックでこの値段は安い方だと言う事でまとまりました。

本日のつまみは筍のフリット、鶏肉のネギ塩麴漬け、茄子と野菜のポン酢漬けです。

筍のフリットはサクサクでお好みで醬油か塩をまぶして頂きました。

ほんのり甘くてお酒との相性も良かったと思います。

鶏肉のネギ塩麴漬けは茹でた鶏肉とネギ塩の主張を麴が調整しているので、お酒も美味しく進んでいきました。

茄子と野菜のポン酢漬けはポン美さんのイチオシです。

ほんのり茄子の甘味があって、これもお酒との相性が良かったと思います。

仁勇限定酒純米大吟醸は甘さはそれ程強くないせいか食事に合わせやすいお酒でした。

まとめ

仁勇 パグ

発酵の里は神崎町は街中大にぎわいです。

千葉県神崎町は仁勇蔵祭りと寺田本家の酒蔵フェスタと同時に行います。

両方の蔵の沿道を歩行者天国にして商店なども参加し地域物産や発酵食品を中心とした露店が並び、街を上げて「発酵の里こうざき酒蔵まつり」を開催されました。

仁勇蔵祭りは蔵を解放しお酒の試飲や販売・蔵見学・ライブ・露店などもあって大にぎわいのお祭りでした。

仁勇限定酒は列ができていましたが、蔵の方からアドバイスで無事購入できてホッとしてます。

限定酒の純米吟醸はフルーティーで甘みは強く美味しいお酒でしたが、そのせいか食事と合わせずらかったです。

純米大吟醸はハイスペックな造りのなにコスパの良い凄いお酒だと思いました。

また、食事とも合わせやすかったです。

ただ、味わいに関してはいい意味で議論になりました。

大にぎわいのお祭りと限定酒が凄かったので大変満足しています。


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