秩父錦甕口酒は癖になる日本酒飲み過ぎ注意その理由は美味しくなる料理を探してみた

この日本酒を知ったのは昨年の2月頃、職場の先輩から頂きました。
その先輩も毎年秩父へツーリングに行って購入されているようです。
吾輩が日本酒好きなのを知って買って来てくれました。
それも一升瓶です。
その日の夜、早速開栓してみると普通に美味しいお酒でした。
おかげで杯が進みあっという間に酔ってしまいます。
一升瓶でしたが2~3日で飲み終えてしまいました。
飲み終えてしばらく経って、また飲みたくなってしまいます。
何か癖になるお酒でした。
今回は「秩父錦甕口酒」を飲んでレビューします。
Contents
癖になる日本酒秩父錦甕口酒

飲むと直ぐに酔ってしまいますが、何故かまた飲みたくなってしまうお酒「秩父錦甕口酒」。
ある酒屋さんのSNSで「ケースで買われる方もいらっしゃる人気のお酒です」の書き込みをみつけます。
どうしても飲みたくなってしまい年明けから、酒蔵のホームページや取り扱いのある酒屋さんのSNSをチェックしていました。
ついに1月後半に発売されます。
冷蔵庫の事情により四合瓶で購入しました。
何故か癖になるお酒を今年も飲んでみます。
秩父錦が造られる森

「秩父錦」は埼玉県秩父市の株式会社矢尾本店が造るお酒です。
併設されている「酒づくりの森」は醸造工場・酒蔵資料館・物産館などがあり、物産コーナーや地酒などの直売店がありました。
また、資料館は一般入館料200円で丁寧に説明してくれます。
- 住所:埼玉県秩父市別所字久保ノ入1432
- 電話番号:0494-22-8787
- 営業時間:9時~17時(酒蔵資料館は9時~16時30分)
- 定休日:火曜日・年始
- P:大型バス10台・普通車30台
- アクセス:鉄道・バス 西武鉄道西武秩父駅または秩父鉄道秩父駅よりミューズパーク循環バス「ぐるりん号」、バス停「酒づくりの森」下車
- アクセス:自動車 関越自動車道・花園ICより国道140号線で60分、
- 公式ホームページ:秩父錦
「秩父錦」は荒川水系の良質な水と秩父盆地特有の寒冷な気候により芳醇なコクのあるお酒を醸造していました。
秩父錦甕口酒はどんなお酒?

荒川水系の良質な水と秩父盆地特有の寒冷な気候により造られる「秩父錦」は、確かに去年飲んだ記憶では芳醇でコクがあったと思います。
そして酔いが早く癖になるようなお酒でした。
「秩父錦甕口酒」はどのようなお酒なのでしょうか?
- 特別本醸造しぼりたて生原酒
- 原材料:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
- 精米歩合60%
- アルコール分20度

アルコール分20度!
甕口酒とはもろみの搾り口から垂れてきた何も手を加えてない新鮮なお酒です。
何も手を加えていない新酒しぼりたてとは確かに芳醇でコクのある酒ですね。
何よりもアルコール20度とは驚きました。
搾りたての日本酒はアルコール度数は17~20度位で、搾りたて加水して度数を下げるようです。
これでは直ぐに酔ってしまいますね。
新酒しぼりたてで芳醇でコクがありアルコール20度、これが癖になる原因なのかもしれません。
秩父錦甕口酒を飲んでみた

荒川水系の良質な水と秩父盆地特有の寒冷な気候により造られる「秩父錦」。
甕口酒とはもろみの搾り口から垂れてきた何も手を加えてない新鮮なお酒ということがわかりました。
アルコール分20度は搾りたてという証明ですね。
強烈なインパクトある日本酒「秩父錦甕口酒」を飲んでいきます。
濃い味の料理と合わせてみました

瓶に包んであった新聞紙をはがしました。
瓶のラベルには改めて「秩父錦甕口酒」の説明が書いてあります。
原酒なので5~6度の冷で飲むのが最適のようです、燗にはしないようにと書いてありました。
いよいよ「秩父錦甕口酒」を開栓します。
グラスに注ぐと少し黄色がかかった感じですが、サラッとしていました。
本日はパグ男一人でクンクンします。
香りは控えめのフルーティーで酸味を感じました。
飲んでみるとフルーティーな味わいで美味しいのですが、酸味が強すぎるかな?
酸味が強いせいか芳醇でコクをあまり感じられません。

少し寝かせれば酸味が落ち着くかな?
美味しいのは間違いありません。
本日のおつまみはマカロニサラダと松前漬けです。
先ずはマカロニサラダで食べて合わせてみました。
パグ男と友人は日本酒とポテトサラダの組み合わせは間違いないと思っています。
果たしてマカロニサラダはどうなのでしょうか?
マカロニをパクッと食べながら「秩父錦甕口酒」を飲んでいきました。
マカロニサラダ自体は美味しいと思います。
濃い味で旨味もあり食が進みますが「秩父錦甕口酒」とは合わない気がします。
続いて、松前漬けと合わせてみました。

松前漬けは北海道の郷土料理で、数の子・スルメ・昆布を醬油で醬油で漬け込んでいます。
松前漬けも美味しいのですが、「秩父錦甕口酒」と合うかどうかはよくわかりません。
マカロニサラダも松前漬けも味が濃いので、芳醇でコクのある「秩父錦甕口酒」には合わない感じでした。
合わないというより、お酒・料理どちらも引き立っていないというのでしょうか?
「秩父錦甕口酒」もマカロニサラダも松前漬けも美味しかったです。
おでんで合わせてみました

開栓して3日目、この日は雪が降って本当に寒い日です。
これだけ寒いと鍋料理が恋しくなりました。
ですが、鍋だと「秩父錦甕口酒」が合わせにくいかなと悩みます。
他に寒い日に食べる料理で思いつくのはおでんでした。
この日はおでんと合わせてみます。
最近スーパーでは様々な地方のおでんが発売されていて色々楽しめますが、紀文の「おでん汁の素」にしました。
紀文のおでんが「秩父錦甕口酒」にあうような気がします。
昔から使っていて、濃い味ではなく薄すぎもしない味わいだと思いました。
具は、大根・コンニャク・つみれ・ちくわ・玉子・牛すじ・ちくわぶです。
調べてみるとちくわぶは関東だけみたいですね。
紀文のレシピには大根・玉子・牛すじ・コンニャクの煮えにくい具を最初に入れていきます。
火加減を調節しながら煮込みやすい具を30分過ぎに入れていきました。
45分位煮込んで完成です。
おいしくおでんを作るには守りたいコツがあります。コツって何?という方のために、『時計:おでんタイムテーブル』『動画』『十か条』の3つのTipsを紹介します。これでおでん達人の仲間入りできますね。

詳しいレシピは「紀文アカデミー」をクリック!
おでんを45分煮込みそろそろ出来上がりと思い、「秩父錦甕口酒」をグラスにそそぎます。
香りは元々控えめのフルーティーでしたが酸味は余り感じなくなりました。
飲んでみると、酸味は弱くなり「秩父錦甕口酒」のフルーティーで芳醇なコクとバランス良くなっています。

美味いな~
そしておでんの大根を食べてみます。
濃くもなく薄くもなく、吾輩的には丁度良い出来上がりと思いました。
このおでんの完成具合が「秩父錦甕口酒」に見事はまります。
おでんの濃すぎない味わいが「秩父錦甕口酒」のフルーティーで芳醇なコクを引き立ててくれました。

もしかしたら、フルーティーで芳醇さがおでんを邪魔してしまうかもと思ったのですが、そんなことはありません。
おでんは屋台で燗酒のイメージがありましたが、そんなことはありませんでした。
全ての日本酒に合うとは思いませんがお酒を引き立てる万能な料理です。
他の地方のおでんはどうなのでしょうか?
試してみたいです。
まとめ

「秩父錦甕口酒」は癖になる日本酒、飲み過ぎ注意ですその理由は?
それとお酒が美味しくなる料理を探してみました。
「秩父錦甕口酒」は新酒しぼりたてで芳醇でコクがありアルコール20度あります。
インパクトが強くこの事から癖になる日本酒だと感じました。
開栓時はフルーティーながら酸味を強く感じられます。
その日は、マカロニサラダ・松前漬けで合わせてみました。
どちらも美味しかったのですが、濃い目の料理のせいか主張が強く釣り合わない感じです。
後日おでんで合わせてみました。
紀文のレシピとおりに作ったおでんは濃くもなく薄くもない味付けになったので「秩父錦甕口酒」を美味しく引き立ててくれました。
芳醇でコクのある日本酒には味付けが濃すぎる料理は合わないのでしょうか?
吾輩の主観ではありますが何かの参考になればと思います。