【大信州手いっぱい】蔵を象徴する日本酒を蔵元で買ってきた!限定酒と飲み比べして検証

長野県は日本酒蔵の数は全国で2番目に多いようです。

1位は新潟県
長野県には日本酒を求めて時々訪れます。
今回、佐久市・上田市・安曇野市・松本市を回って来ました。
北アルプスの山々に囲まれた松本市のお酒は美味いと思います。
中でも「大信州」は信州を代表する日本酒の一つで、以前飲んだことありますが非常に美味しい日本酒でした。
酒蔵に寄って迷わず購入したのは「大信州」の代表的なお酒「手いっぱい」。
それと、せっかく蔵元に来たので「限定酒」も購入しました。
天恵の美酒「大信州」の「手いっぱい」と「限定酒」を贅沢飲み比べします。
Contents
美味しいお酒を求め大信州酒造に行きました

北アルプス連峰の自然の恵みによって造られている「大信州」。
蔵は北アルプスの山々が見晴らせる場所でした。
北アルプスの自然の恵みと米作りに適した環境に美味しさの秘密があるようです。
また、蔵には長年の技術とこだわりがありました。
「大信州」の魅力を調査します。
蔵は新しく伝統は継承する大信州酒造

大信州酒造は1888年(明治21年)創業の原田屋酒造店を中心に長野の酒蔵7社が合併してできた酒蔵です。
その後、長野市(豊野蔵)と松本市(本社蔵)の2蔵でそれぞれの役割を持って酒造りをしていました。
2020年に本社蔵に新しい蔵を完成させます。
拠点を1か所にして新たな酒造りをはじめました。
大信州酒造の基礎を築いた長年杜氏を続けた下原多津栄(しもはら たづえ)杜氏は引退する91歳まで75年酒造りに携わってきました。
神がかり的な利き酒技術を持ち、手間ひまかけた酒造りは現在の蔵の酒造りにも継承されていることでしょう。
蔵を代表する銘柄「手いっぱい」は無限の可能性を求め、手間ひまかけ造られました。
自然と人の力次第で無限の可能性を秘めるものづくりだからです。その無限の可能性を求め、わたしたちは手間ひまをかけるのです。その姿勢を名に冠した「手いっぱい」は、蔵を象徴する1本です。
契約栽培農家が丹精込めた長野県産金紋錦を麴米38%掛米45%の精米歩合で仕込みます。
この磨きに、洗練さと軽快さと米が醸し出す絶妙なバランスを追求していました。
「手いっぱい」を中心にその他がラインナップがされていて、名刺代わりとなっているお酒のようです。
北アルプスの自然の魅力

蔵から見える北アルプスの山々に積もった雪が解け、長年かけて地下水となり「大信州」の仕込み水となります。
特徴として、柔らかい口当たりできめの細かな舌触りでした。
米は契約農家で栽培された長野県産の「ひとごこち」と「金紋錦」で造られています。
湿度の低い環境と昼夜の寒暖差が健康で旨味のある米を育てられました。
大信州蔵元で買ってきた

- 住所:長野県松本市島立2380
- 電話番号:0263-47-0895
- 直売店「原田屋」営業時間:月~金曜 10:00~18:00・土日祝日 10:00~17:00
- 直売店「原田屋」定休日:お盆・年末年始
- 駐車場:有
- 蔵見学:不可
- 公式HP:天恵の美酒 大信州
蔵元は国道158号線沿いにあり新しい蔵でした。
直売所の前が駐車場になっていて車を止めると直ぐに店内に入れます。
直売所の中も綺麗で清潔に保たれていると思いました。
高級酒から通年・出荷期限定、季節限定のお酒が数多く並んでいます。
ぐるっと一回りして冷蔵庫の中の「手いっぱい」の前で足を止めます。

「大信州」はこれだね!
どれも飲みたいのですが、やっぱり「手いっぱい」を選びました。
それと目に入ったのは限定酒です。

限定酒「山桜」どんな味なのか?
気になってしまったので、購入してしまいました。
天恵の美酒「大信州」の「手いっぱい」と限定酒「山桜」購入したので飲み比べします。
大信州贅沢飲み比べ!ペアリングも検証

長野県を代表するお酒の一つである「大信州」。
松本市の蔵元まで行って買ってきました。
大信州酒造は「手いっぱいの会」を毎年開催しているようです。
有料で公式ホームページのお知らせから確認してください。
今夜は我が家で「大信州・手いっぱいの会inパグ男家」を開催します。
蔵を象徴する「手いっぱい」と限定酒の「山桜」。
この2本の贅沢な飲み比べとペアリングを検証しました。
「手いっぱい」と「山桜」贅沢飲み比べ!


厳重に封印されてます。
- 原材料:米・米麴
- 使用米:長野県産金紋錦
- 精米歩合:麹米38%掛米45%
- アルコール分:16度
- 内容量・金額:720㎖・3300円(税込)

生と1.5ℓもあるよ!
まずは、「手いっぱい」を開栓しました。
グラスに注ぎ、日本酒ポン美さん、酒猫さんの3人(3匹?)で、まず香りを確かめます。

はっきりとした香り、フルーティー林檎のようだ!

林檎!マスカットも連想できる。

林檎!
香りが立っていてわかりやすく、林檎などのフルーティーな香りです。
味わいはいかがでしょうか?

フルーティーだけどそんなに強くないかな?全体的にバランス良し!

フルーティーではないが、しっかりした味わい!米の甘味・旨味がわかる。後味はスッキリ!

林檎から梨になった⁈お酒が柔らかい!
感想は少しバラバラになった感じです。
フルーティーというよりも米の甘味・旨味が味わえるお酒。
しっかりした味わいでバランスが良くすっきりして柔らかい美味い日本酒でした。
続いて「山桜」を味わってみます。
- 原材料:米・米麴
- アルコール分:16度
- 内容量・金額:720㎖・2420円(税込)
瓶の方にはこれしか記載がなく、HPにも情報がありません。
調べてみたのですが確証的な情報がありませんでした。
調べてわかったのは、山桜の写真で「生」と記載されている商品があり、吾輩の購入した山桜には記載がないので「火入」のお酒だと思います。

限定酒だけあって謎ですね⁈
「山桜」をグラスに注ぎ3人(3匹?)で、香りを確かめます。

香り感じない。

感じない。

う~ん?ぎりフルーティーかな⁈
香りは感じられませんでした。
味わいはいかがでしょうか?

少しベタベタした感じがする。アル添かな?

美味しいけど悪酔いしそう?サラッとしてない?「手いっぱい」が凄い!

ライチかな?
美味しいのですが「手いっぱい」にはかなわない味わいです。
フルーティーですが、少しベタベタした感じがありました。
アルコール添加でしょうか?
翌日以降はお酒が落ち着いて、アルコール添加も感じなくなり美味しくなりました。

さすが大信州酒造!
大信州のペアリングを検証!

大信州酒造HPの商品情報に合わせたい料理が紹介されていました。
「手いっぱい」にはハモのお椀と鮎の摺り流しと記載されています。
この二品は高級料亭などで出される料理ではないでしょうか?
用意できないので、酒猫さんがAIから「大信州」に合う料理を調べて作ってくれました。

猫なのにAIをつかうとは・・・

AIによると濃すぎない味が合うみたい!
「手いっぱい」は筑前煮と鯛の塩焼きで合わせてみました。
AIが「大信州」にあう筑前煮のレシピまで調べてくたようで、濃くなく薄すぎずが丁度良いみたいです。

「手いっぱい」と合わせると見事に合います。

「手いっぱい」のしっかりした味わいとお酒の柔らかさが筑前煮の美味しさを引き立てます。
続いて、鯛の塩焼きで合わせてみました。
塩は少量だそうです。

タンパクで旨味の強い鯛の塩焼きは筑前煮とは違い「手いっぱい」を引き立ててくれます。
塩の微調整も良かったのでしょう。

「山桜」には山芋とろろと、豚とズッキーニのガーリックバター炒めを合わせてみます。
まずは山芋とろろから合わせました。

タンパクで甘み抑えめで旨味のある山芋とろろは「山桜」だけでなく、日本酒全般に合う気がします。

続いて、豚とズッキーニのガーリックバター炒めで頂きます。

この料理は酒猫さんが食べたいという理由で作ったそうです。
「山桜」が香りがないため、飲み口は良かったです。
ガーリックバターが強すぎて、「山桜」の主張がなくなってしまいました。

豚とズッキーニのガーリックバター炒め以外は良いペアリングになったと思います。

AI凄いな!
まとめ

「大信州手いっぱい」蔵を象徴する日本酒を蔵元で買ってきました。
限定酒「山桜」と飲み比べして検証しました。
「大信州」は信州を代表する日本酒ではないでしょうか?
「手いっぱい」は自然と人の力次第で無限の可能性を秘めた蔵を象徴する日本酒です。
蔵元まで買いにいき、限定酒「山桜」も購入したので飲み比べしました。
「手いっぱい」は林檎の香りを感じ、しっかりした味わいでバランスが良く、すっきりして柔らかく美味い酒です。
「山桜」は情報が少なく謎のお酒でした。
香りは弱く、味わいは美味しいのですがアルコール添加を感じ、少しベタベタした感じでした。
ペアリングをAIから調べたのですが、「大信州」には香りが弱く濃すぎない味の料理が合うようです。
AIのレシピは「手いっぱい」と相性の良いペアリングでした。
あくまでも吾輩の主観ですのでご了承ください。