花陽浴直汲み購入に挑戦!南洋醸造限定月一販売酒を調査!「#最後の吟風かも」の意味は?

日本酒は発酵が終わった「もろみ」を絞ることで「清酒」と「酒粕」が出来上がります。
清酒は濾過・火入れ・貯蔵・熟成・再度火入れ・瓶詰めのような工程で完成します。

工程は蔵にもよると思います。
「直汲み」は絞って直ぐに瓶詰めする造りです。
華やかでフレッシュでガス感と爽快感が楽しめるお酒ではないでしょうか?
南陽醸造は4月より「直汲み生」が月一回の販売がスタートしました。
前年は下記の順で販売がされています。
- 5月1日・八反錦THE PREMIUM
- 6月3日・山田錦純米吟醸
- 7月1日・山田錦THE PREMIUM
- 8月1日・吟風純米大吟醸
1日に発売されていて南陽醸造の定休日(土日祝日)に重なると発売日がずれました。
今期は土曜日販売された事もあったのでInstagramで確認は必須です。
Instagramの投稿はなかったのですが、昨年9月1日に「山田錦純米大吟醸 瓶燗火入」の発売がありました。
南陽醸造は定期的に販売されている感じですが、何か都合があるのか時々急な変更があります。
2025年の「直汲み生シリーズ」購入に挑戦します。
Contents
限定酒「花陽浴直汲み生」購入に挑戦!

職場の「花陽浴」好きの同僚たちと色々と話し合います。
味わいや発売日についてなど話題はつきません。
同僚の中には羽生市内に住んでいて急遽発売された「生にごり酒」の購入に成功していました。
今期の「直汲み」は果たして無事購入する事ができるのでしょうか?
「直汲みシリーズ」を7月まで追って.追ってみました。
意表をつかれた八反錦THE PREMIUM

4月1日は仕事がお昼前頃終わりました。
吾輩、職場の最寄り駅でInstagramをみると南陽醸造が「八反錦THE PREMIUM直汲み」4月の限定品4/1(火)販売の投稿があります。
Instagramの内容を読んでみると、価格改定の案内も書かれていました。
これもどうしようもないと思い受け入れます。
#今年は4月から直汲みがスタートとも書かれていました。

南陽醸造のフェイントきた~!
家に帰り改めてInstagramを確認しましたが完売の投稿がされていません。
思い切って南洋醸造へ行くことにしました。
14時30分頃蔵に着きましたが一升瓶が6本ぐらい残っていました。
迷わず手に取りましたが、レジで精算する時ビックリました。

6600円(税込)⁈
価格改定の通知はありましたが、物価高騰や米不足のせいなのでしょうか?
受け入れざるを得ない状況のようです。
金額には驚きましたが手に入れることができて満足しました。
山田錦THE PREMIUMは大行列

4月25日のInstagramにて5月直汲み限定酒「山田錦純米吟醸」5月1日発売の投稿がされます。
残念ながら5月1日は仕事の都合で購入には行けないのであきらめました。
5月1日のInstagramにて「山田錦純米吟醸」完売の投稿と次回の発売日は6月2日の告知がされます。
6月1日は日曜日なので2日に発売になっていました。
ここまで発売月がずれただけで、販売順は昨年と同じなので6月2日の発売は「山田錦THE PREMIUM」と予想できます。
前日の6月1日は遅くまで残業だったので、6月2日は日本酒ポン美さんが助っ人で一緒に来てくれました。
我が家から南洋醸造まで車で2時間弱位、2日朝の6時50分頃蔵元に到着しましたが大変驚きの光景でした。

物凄い列の長さだ...
駐車場入口に係の方が完売の看板を持って立っています。
ショックを受けて2人で肩を落として帰路に着きました。
発売されたのは予想通り「山田錦THE PREMIUM」でした。
「#最後の吟風かも」の真相は⁈

「山田錦THE PREMIUM」完売とInstagramの投稿に次回は7月1日発売とありました。
6月30日のInstagramにて改めて7月1日「吟風純米大吟醸」が投稿されます。
この日は前回の反省を生かして朝6時頃到着しましたが、既に20~30人位並んでいました。
蔵元の営業開始が9時なので3時間頑張ります。

発売開始がずれることもあります。
蔵元の壁際に並び、影もできて涼しかったのですが、時間が経つにつれ日陰もなくなり気温も上昇し8時半頃には29℃位になっていました。

熱中症対策忘れずに!
9時になり販売開始になり列が動き始めました。
吾輩の順番になり冷蔵庫から「吟風」を取りレジに並び精算する時#の事を聞いてみました。

吟風の販売は終わってしまうのですか?
蔵の方の返答は一言「米次第」でした。
色々問題あるようですが「吟風」の販売については来期にならないとわからいようです。
Instagramに「吟風」完売が通知され、#に「次回の販売は未定」とありました。
順番でいくと「山田錦純米大吟醸 瓶燗火入」なのですが、どうなるでしょうか?
花陽浴限定酒直汲み飲み比べてみた!

4月から始まり7月現在で4種類の限定「直汲み」を発売した南洋醸造。
苦労しながら「八反錦THE PREMIUM」と「吟風純米大吟醸」の2本を購入することができました。
この2本を贅沢飲み比べをします。
花陽浴限定直汲みの味わいはいかがでしょうか?
八反錦THE PREMIUMと吟風純米大吟醸飲み比べ!

- 原材料:米・米麴(国産)
- 使用米:八反錦100%
- 精米歩合:40%
- アルコール分:16度
- 内容量・金額:1800㎖・6600円(税込)
期待をふくらませて開栓、グラスに注ぎ吾輩と日本酒ポン美さん、酒猫さんの3人(3匹)でまずは香りを確かめます。

香りが弱い?

やや弱いかも?

あまり感じない?
花陽浴らしからぬ香りは弱かったです。
味わいはどうでしょう?

今までの花陽浴より若干甘味弱め、パイナップルにラムネ感、白ワインにも近いかな?

ジューシー、酸味と甘味が絶妙なバランス、確かに白ワインぽさ感じる。

フレッシュ!パイナップルにマスカットかな?
フレシュでジューシー、パイナップルのようだが白ワインぽさも感じました。
続いて吟風を開栓します。

- 原材料:米・米麴(国産)
- 使用米:吟風100%使用
- 精米歩合:48%
- アルコール分:16度
- 内容量・金額:720㎖・2200円(税込)
開栓しグラスに注ぎ3人(3匹)でまず香りを確かめます。

パイナップル!香りがよくわかる。

さすが「花陽浴」見事な香り!

パイナップル!林檎も少し?
パイナップルの香りを強く感じました。
続いて味わいはどうでしょうか?

甘味強め苦味を感じる。苦味がバランス良くしている。

トロピカルな甘さで後を引かない、華やかで夏らしい!

フレシュでトロピカル、美味しい!
トロピカルな甘さで、八反錦より華やかでしたが苦味を感じた吾輩と後を引かないポン美さんで少し意見が違いました。
吾輩は「八反錦THE PREMIUM」の方が美味しく感じましたが、ポン美さんと酒猫さんは「吟風純米大吟醸」の方を美味しかったようです。
無濾過原酒と直汲みの違いは何?

花陽浴の定番新酒の「無濾過原酒」と限定販売の「直汲み」この違いがよくわからないです・・・。
味わいもそんなに違うかな、と言う感じです。
調べてみたのですが、造りは両方と濾過なし・生酒(火入れなし)・加水なしで同じのようでした。
違うのは、「無濾過原酒」は絞ったお酒をそのまま瓶詰め、「直汲み」は絞った直後にそのまま瓶詰めされています。

・・・?
味わいも直汲みの方がよりフレッシュみたいですね。
違いを判るには、同じ銘柄で飲み比べが出来ればと思います。
ですが、生酒なので購入したらできるだけ早く飲んだ方が美味しいので難しいですね。
花陽浴直汲みペアリングを検証

「吟風」のペアリングはAIから調べてもらい、複数の候補の中から2品選びました。

先ずは鯛のお刺身、AIでは「花陽浴」のジューシーさがタンパクな魚の旨味を引き立てるみたいです。

よくわからない、「吟風」が甘味は鯛の刺身を消してしまう感じです。
次に焼売、AIは重すぎない中華料理ともオススメになっていました。

「吟風」のパイナップル味が焼売の旨味より勝ってしまう。

思っていた以上に「吟風」の甘味が強いみたいです。
候補の中に生ハムメロンがあったのですが、そのたぐいの料理が合うのではないでしょうか?
ちなみに、AIによると「花陽浴」と合いにくい料理が以下の通りです。
- 濃い味噌・醬油の煮物や焼肉・・・香りを殺しやすい
- 辛味が強い料理(唐辛子系)・・・アルコール感が強くなる
- 強い発酵食品(納豆・塩辛など)・・・香りがぶつかる
「八反錦THE PREMIUM」ポン美さんの直感でゴーヤチャンプルーを作りました。
例えるならゴーヤチャンプルーと八反錦の綱引きかな?

お互い苦味があるから合うのかもしれない。
微妙に合っているきがします。

ポン美風ゴーヤチャンプルーは豆腐ではなく厚揚げ、水切りしなくて大丈夫、歯応えもあるよ!

スペイン風オムレツとかがあったかも⁈
まとめ

「花陽浴直汲み」購入に挑戦!
南洋醸造限定月一販売酒と#最後の吟風かもの意味を調査しました。
4月から7月まで限定「直汲み」が4種類販売されたので買えるのか挑戦してみました。
「直汲み」とは絞った直後にそのまま瓶詰めする造りのようです。
苦労しながら「八反錦THE PREMIUM」と「吟風純米大吟醸」をなんとか購入しました。
Instagramに「#最後の吟風かも」とあったので酒蔵の方に聞いてみると、「米次第」と返答されます。
物価高騰や米不足が問題のようですね。
飲み比べしてみると「八反錦THE PREMIUM」少し白ワインを感じ、「吟風」はトロピカルで華やかなお酒でした。
ペアリングをAIから検証したのですが、中々「花陽浴」とは合いません。
ゴーヤチャンプルーは微妙にあっているかな?と思いました。
吾輩の主観ですのでご了承ください。
関連記事:入手困難酒「花陽浴」を調査!南陽醸造とは?購入方法は?似ているお酒はあるのか?